日本企業の株価は、ニューヨークダウ平均株価と密接な関係にあります。
それは、テレビや新聞の経済ニュースからも何となくは感じていると思います。
では、実際にニューヨークダウが日本企業の株価にどのような影響を与えているのか、簡単に説明します。
まず、ダウ平均株価が下落したとします。これにより、アメリカの景気が悪くなり、消費経済が落ち込むことが予想されることとなります。
アメリカの消費が落ち込めば、自動車やハイテクなどの輸出産業に頼っている日本の大手企業が経営的に打撃を受けることが予想されます。
経営的によくない予想が立てば、当然その銘柄の株式は売られることになり、株価は下がります。
現在、日経平均の算出に大きな影響のある銘柄のほとんどは、自動車やハイテクなどの銘柄なのです。
こうして順を追って見ていくと、ダウ平均株価と日経平均の関係がご理解いただけると思います。
さらに、他の国々と違って日本がダウ平均株価の影響を受けやすいのは、現在の日本経済が、
アメリカへの輸出産業を中心として形成されていることが大きな要因なのです。
そして、ダウ平均株価が下がると日経平均が下がる理由はもう一つあります。
日経平均が下がるのは、ダウが下がってからです。そこで、ダウが下がった際、外国人投資家がその損失の穴埋めのために、
ダウ下落直後の、その時点では未だ利益の出ている日本株を売る場合が多いのです。これもひとつ要因として挙げられます。