株価指数として、日本ではニューヨークダウが浸透していますが、
もう一つ忘れてならない株価指数に「S&P500」があります。
このS&P500も、ダウと同様、スタンダード・アンド・プアーズ社という会社が算出・発表している、アメリカを代表する株価指数です。
両者の違いは、算出方法と算出内容の2点が挙げられます。
算出方法の違いとして、ダウが「株価平均方株価指数」で、S&P500は「時価総額加重平均方株価指数」といわれる算出方法を採用している点です。
ダウが採用する「株価平均方株価指数」は、対象銘柄の株価を合計し、銘柄数で除算(割り算)して求めます。
一方のS&P500が採用する「時価総額加重平均方株価指数」は、対象銘柄の時価総額を基準となる時点での時価総額で除算(割り算)して求めます。
現在、世界の一般的な株価指数はこちらの「時価総額加重平均方株価指数」で算出されます。
次に算出内容の違いですが、ダウは、株式市場全体の動きを半年ほど先取りするといわれ、
S&P500は今現在の市場動向を把握するのに適していると言われます。
そして、対象銘柄数でいうと、ダウの30銘柄に対して、S&P500はその名が示す通りアメリカの代表的な企業500銘柄から算出しますので、
より厳密なデータと言えます。投資家はダウとS&P500の両方を見ながら、現状と将来の予測を立てるわけです。